〈理想の幼児教育を目指して〉
本園は、昭和46年4月、県立新潟女子短期大学における幼児教育の研究と実習の場として設立されました。当初から学級規模や下記の教育目標をはじめとする教育課程を、最新の研究成果に基づいて定め、幼児一人一人の発達課題に即し、教師と幼児同士の響き合う集団生活による教育効果を目指した実践を行ったので、平成元年に大きく改訂された幼稚園教育要領(国の基準)の先取りとなりました。
「幼児は、自分の中に育ってきた力を必ず使おうとする」という自発的使用の原理を活用し、自発的な遊びや仕事を通して人間や社会に対する愛情や基本的信頼感、自立感、自律感、有能感など、幼児期の発達課題を十分に身につける生活を展開させ、小学校から生涯にわたる幸せの基礎作りをしています。
〈本園の目的〉
本園は、教育基本法及び学校教育法第22条の規定に基づき、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長するとともに、幼児教育の研究及び教育実習に資することを目的とする。
〈教育目標〉
子どもの人間的発達の基礎を守り育て、生きること(自立)と愛すること(連帯)の能力をつちかう。
(1) 健康で活動的な子ども
(2) よく見、よくきき、よく考える子ども
(3) よくつくりだし、よくあらわす子ども
(4) 愛情ゆたかな子ども
(5) 正しいことに向かって協力する子ども
〈令和5年度の重点目標〉
「もっとしたい」と意欲的に遊びや生活を楽しむ子ども 〜多様な人と関わる中で〜
〈沿革の概要〉
- 昭和46年 1月
- 昭和45年12月22日付 新潟県条例第57号によって、本園は県立新潟女子短期大学付属幼稚園として、昭和46年1月1日設置が決まった。
園則制定
学級数4、定員96名 田沢康夫初代園長就任(学長兼務) - 昭和46年 3月
- 園舎竣工
- 昭和46年 4月
- 竣工式および開園式、園章制定、園歌制定 第1回入園式
- 昭和55年10月
- 県幼稚園連盟研究大会 公開保育および「自発的活動」について提案発表
短大教育学ゼミ関連研究
- 昭和59年10月
- 幼稚園と幼児教育科による研究会 「自発的に活動する子ども」
- 昭和60年 5月
- 県国公立幼稚園中堅教員研修会
「入園初期の幼児に対する望ましい指導や援助のあり方」
- 平成元年 11月
- 県幼稚園連盟研究大会 公開保育と研究発表
「一人一人の遊びが深まるために、保育者の援助はどうあればよいか」
- 平成 2年 3月
- 後援会発足
- 平成 2年11月
- 保育を語る会 創立20周年記念式典
- 平成 5年10月
- 全国音楽教育研究協議会新潟大会 公開保育および研究発表
「感じたことを感じたままに豊かに表現する子ども」
- 平成 7年
- 幼児教育学科と「表現」をテーマに共同研究 (2年継続研究)
- 平成 7年11月
- 保育を語る会 「教育課程・長期指導計画の改善」
- 平成 8年 6月
- 県幼稚園連盟研究大会 公開保育および分科会
「感じたこと考えたことを豊かに表現する子どもを目指して」
- 平成10年 5月
- 保育を語る会 「のびのびと自分を表現する子ども」
- 平成12年10月
- 創立30周年記念式典
- 平成15年12月
- 保育を語る会
「みずから環境にかかわり、じっくりと遊びこむ子どもを目指して」
- 平成16年 4月
- 教頭職をおく
- 平成16年10月
- 県幼稚園連盟研究大会 公開保育「親と子と教師が響き合う幼稚園生活」
- 平成18年 7月
- 国公立幼稚園研究大会にて ポスター発表
「親と子と教師、共につくり出す豊かな生活」−自然とかかわりながら−
- 平成21年 4月
- 新潟県立大学の発足にともない「新潟県立幼稚園」に名称変更
- 平成24年10月
- 県幼稚園連盟研究大会 公開保育
「友達とのかかわりを喜び、積極的に生活する子ども」
- 平成24年10月
- 園内駐車場出入り口整備
- 平成25年 8月
- 砂場新設
- 平成26年 8月
- 園内駐車場アスファルト整備
- 平成29年 2月
- 預かり保育開始
- 平成30年 7月
- 全国国公立幼稚園・こども園協議会新潟大会分科会発表
「 遊びや生活を楽しくしようと考え合う子どもの育ちをめざして〜伝え合う喜びを感じて〜」
- 平成30年 8月
- 園舎南側外壁改修工事
- 令和2年 8月
- 創立50周年記念事業ビオトープ完成
- 令和2年10月
- 創立50周年を祝う会 創立50周年記念事業遊戯室外壁園名看板設置
- 令和3年 3月
- 創立50周年記念誌刊行
- 令和3年 6月
- 幼児教育研修会 「つながる保育」開催 (年4回)
- 令和3年10月
- 創立50周年記念公演会 創立50周年記念パネル展
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